プログラミング教育の必修化
前回も書きましたが、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されます。
カリキュラムの全貌は見えていませんが、子供たちにもっと論理的な思考力を!ということで小さいうちからプログラミングに親しんでいこうという方針のようです。
詳細は前回の記事に書きましたのでご覧ください。
micro:bit
micro:bit(マイクロビット)はイギリスで生まれた小さなコンピュータです。
およそ5cm×4cmほどの基板上に、LED、ボタン、加速度センサー、明るさセンサー、磁気センサー、温度センサーを搭載し、なんと無線通信機能まで備えています。
詳細はmicro:bitのwikiをご覧いただくとして、早速使ってみましょう!
使ってみよう
micro:bitの使い方はとっても簡単!
購入して箱を開け、micro:bitを取り出してPCと接続するだけです。接続にはUSB(A)ケーブルが必要ですが、もしお手元にない場合はスターターキットなどを購入すると良いでしょう。
接続が完了すると、micro:bitが外付けHDDやUSBメモリのように外部ストレージとして認識されるはずです。
スイッチサイエンス micro:bit用 :MOVEミニバギーキット
↑一応リンクを張りましたが、購入はちょっと待ってください!
実はmicro:bitは、購入しなくてもブラウザ上で試すことができるんです😆
買ってから「ちょっと思ってたのと違うな。。。」とか「ウチの子には合わないかな。。。」と後悔する前に、一度ブラウザで遊び方を確認してみましょう‼️
もちろん、ブラウザ上で動かすのは無料ですよ💖
プロジェクトを開こう
まずはお使いのブラウザでこのアドレスにアクセスしてください。
こんなページが表示されると思いますので、画面左下の「新しいプロジェクト」をクリックしましょう。
こんな画面が表示されます。
パッと見てご理解いただけるかと思いますが、念のため説明します💦
- 画面左はmicro:bitのシミュレーターになります。画面右のブロック(命令の塊)を積み上げていくとここに反映されます。
- 画面真ん中の「基本」「入力」「音楽」…と並んでいるのがmicro:bitに送る命令の集まりです。ここから必要な命令を選んで画面右に置いていくだけでプログラミングができます。
- 画面右は命令を置いていくスペースになります。初期表示では「最初だけ」「ずっと」の2つの命令が置いてあります。
- 画面一番下にある「ダウンロード」や「名称未設定」は現段階では無視してください。
さて、ここからいよいよmicro:bitに命令を送りましょう。
とはいえ、まだシミュレーターなので気を楽にしていきましょう。
間違えても壊れることはありませんし、最悪ブラウザを再起動させれば済むことです😅
LEDを光らせよう!
micro:bitの前面には5×5個(合計25個)のLEDが配置されています。
今回はこのLEDを光らせてみましょう!
- 画面真ん中の「基本」をクリックして「アイコンを表示」を画面右にドラッグしましょう。
- クリックすると画面右に配置されます。
- 画面右に表示された「アイコンを表示」をドラッグして「最初だけ」の中に入れてしまいましょう。
- ここで画面左のmicro:bitシミュレーターを見てみましょう。アイコンの形(ハート)がLEDで表現されていると思います。
- 最後に画面右の「アイコンを表示」の下向きの▼をクリックすると、その下に様々なアイコンが表示されますので、どれか一つ好きなものを選んでください。選んだら、画面左の画面左のmicro:bitシミュレーターを見てみましょう。ご自分が選んだアイコンが表示されていれば成功です。
最後に
micro:bitの非常に基本的な機能ですが、シミュレーターで簡単に試すことがお分かりいただけたかと思います。
もちろん、これは簡易的なシミュレーターなので実機が持っている温度センサーや傾き検知などを使用する場合は、ある程度の制限がかかります。
もしそれらの機能を使いたいというのであれば実機の購入が必要になりますが、それはシミュレーターでお子さんと一緒に試してみてからでも遅くないですよ😁< r>
次回はAボタン、Bボタンの使い方を見ていきます👍
ここまでご覧いただきありがとうございます。
ではまた!
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