vim設定
今回はサーバーの設定ファイルを触るときによく使うvimのインストールと、色設定を説明したいと思います ヾ(*´∀`*)ノ
vimのインストール
さっそくインストールしてみましょう!!
ターミナルで次のように入力してください。
$ sudo yum install vim-enhanced
あれ。。。? (๑°⌓°๑)
Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile * base : ftp-srv2.kddilabs.jp * extras: ftp-srv2.kddilabs.jp * updates: ftp-srv2.kddilabs.jp Package 2:vim-enhanced-7.4.160-5.el7.x86-64 already installed and latest version Nothing to do
なん…だと…?
どうやら既にインストールされているようです。念のため確認してみます。
$ which vim /bin/vim
(ノ゚ο゚)ノ 入ってるじゃん!?
minimalの方には昔は入ってなかったような気がしたんですが… (´・(ェ)・`)
別のディストリビューションと勘違いしてるかな???
まぁいいやwww
気を取り直して、ずっと前の記事を参考にして、設定を行いましょう ♥
vimの設定
CentOSには標準の設定が入っているようなので、それをコピーして使ってもかまいません。
その場合は、共通の設定ファイルを自分のところに持ってきましょう。
$ cp /etc/vimrc $HOME/.vimrc
最初からご自身で作り上げる場合は、次のコマンドを入力してください。
$ touch $HOME/.vimrc
これをvimで開きます。
$ vim $HOME/.vimrc
設定
vimの設定は山ほどあるので、ご自身の使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
以下に私がよく使う設定一覧を書いておきます
set fenc=utf-8 " 文字コードをUFT-8に設定 set encoding=utf-8 " ファイル読み込み時の文字コードの設定 scriptencoding utf-8 " Vim script内でマルチバイト文字を使う場合の設定 set fileencoding=utf-8 " 保存時の文字コード set fileencodings=ucs-boms,utf-8,euc-jp,cp932 " 読み込み時の文字コードの自動判別. 左側が優先される set fileformats=unix,dos,mac " 改行コードの自動判別. 左側が優先される set ambiwidth=double " □や○文字が崩れる問題を解決 set nobackup " バックアップファイルを作らない set noswapfile " スワップファイルを作らない set autoread " 編集中のファイルが変更されたら自動で読み直す set hidden " バッファが編集中でもその他のファイルを開けるように set showcmd " 入力中のコマンドをステータスに表示する set number " 行番号を表示 set cursorline " 現在の行を強調表示 set cursorcolumn " 現在の行を強調表示(縦) set virtualedit=onemore " 行末の1文字先までカーソルを移動できるように set smartindent " インデントはスマートインデント set visualbell " ビープ音を可視化 set showmatch " 括弧入力時の対応する括弧を表示 set laststatus=2 " ステータスラインを常に表示 set wildmode=list:longest " コマンドラインの補完 nnoremap j gj " 折り返し時に表示行単位での移動できるようにする nnoremap k gk syntax enable " シンタックスハイライトの有効化 set list listchars=tab:\▸\▸ " 不可視文字を可視化(タブが「▸▸」と表示される) set expandtab " Tab文字を半角スペースにする set tabstop=4 " 行頭以外のTab文字の表示幅(スペースいくつ分) set shiftwidth=2 " 行頭でのTab文字の表示幅 set ignorecase " 検索文字列が小文字の場合は大文字小文字を区別なく検索する set smartcase " 検索文字列に大文字が含まれている場合は区別して検索する set incsearch " 検索文字列入力時に順次対象文字列にヒットさせる set wrapscan " 検索時に最後まで行ったら最初に戻る set hlsearch " 検索語をハイライト表示 nmap:nohlsearch " ESC連打でハイライト解除 set softtabstop=4 " 連続した空白に対してタブキーやバックスペースキーでカーソルが動く幅 set autoindent " 改行時に前の行のインデントを継続する set smartindent " 改行時に前の行の構文をチェックし次の行のインデントを増減する set shiftwidth=4 " smartindentで増減する幅 set whichwrap=b,s,h,l,<,>,[,],~ " カーソルの左右移動で行末から次の行の行頭への移動が可能になる set backspace=indent,eol,start " バックスペースキーの有効化 set wildmenu " コマンドモードの補完 set history=5000 " 保存するコマンド履歴の数 " 行が折り返し表示されていた場合、行単位ではなく表示行単位でカーソルを移動する nnoremap j gj nnoremap k gk nnoremap gj nnoremap gk
カラースキーマの設定
.vimrcにcolorschemeを設定することで、色を設定できます。
ぜひ、色々なスキーマを試してみて、ご自身の好みにあったものを設定してみてください。
CentOSでインストールされているカラースキーマを確認するには、次のコマンドを入力してください。
$ ls /usr/share/vim/vimXX/colors
XXには73とか74の数字が入ります。私の環境では74でした。
$ ls /usr/share/vim/vim74/colors README.txt darkblue.vim delek.vim elflord.vim koehler.vim murphy.vim peachpuff.vim shine.vim torte.vim blue.vim default.vim desert.vim evening.vim morning.vim pablo.vim ron.vim slate.vim zellner.vim
いっぱいありますねー。せっかくなので全部見ていきましょう ٩(ˊᗜˋ*)و
colorschemeの変更
色を設定するには、.vimrcにcolorscheme xxxxxと記載します。
次のコマンドを入力して.vimrcを開いてください。
$ vim $HOME/.vimrc
ファイルのどこでも構わないので、次の文字を入力してください。
colorscheme blue
これで保存するとデフォルトのカラーであるblue.vimが適応されます。.vimを入力する必要はありません。
ただし、これは色設定を決めてから入力してください。
今は次々とカラースキームを変更して見ていきたいので、コマンドを使います。
どのファイルでも構いませんが、ここでは.vimrcを開いてみましょう。
$ vim $HOME/.vimrc
ファイルを開いたら、次のコマンドで色を変えてみましょう
:colorscheme blue
変わりましたね。この調子でどんどん変えてみて、好みの設定を見つけてくださいね。
最後に
お好みの設定は見つかりましたか???
vimの設定については他にもまだまだありますし、プラグインなどを導入するとそれこそ無数の組み合わせになってしまいますので、興味のある方はご自身で検索してみてください。
カラースキーマについては、次回もう少し掘り下げてみようと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
ではまた!!
コメント