SSHでログイン
前回は新しいユーザー(retax)を作成するところまで行いました。
今回はこの新しいユーザー(retax)でSSHでログインするところまで設定したいと思います。
システムの設定
SSHの設定と同時に、システムの設定を行います。
- 画面左上のラズパイアイコンから[設定]->[Raspberry Piの設定]をクリックします。
- [システム]タブをクリックします。現時点で設定すべき項目はありませんが、もしホスト名を変更したい場合はここの[ホスト名]を変更します。
- [インターフェイス]タブをクリックします。ここでSSHを「有効」にします。
- [パフォーマンス]タブをクリックします。ここにあるGPUメモリを16に変更します。
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[ローカライゼーション]タブをクリックします。
- 「ロケールの設定」をクリックし、「言語」を「ja(Japanese)」、「文字セット」を「UTF-8」に変更してOKをクリックします。
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「タイムゾーンの設定」をクリックし、「地域」を「Asia」、「位置」を「Tokyo」に変更してOKをクリックします。
- 「キーボードの設定」をクリックし、「Model」を「Generic 105-Key(Intl)PC」、「Layout」を「Japanese」、「Variant」を「Japanese」に変更してOKをクリックします。
システムの設定は以上です。OKを押してダイアログを閉じてください。
IPの設定
SSHで接続するため、IPを固定しておきます。
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画面右上の上下矢印を右クリックしてIP設定ダイアログを表示します。
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「interface」で「eth0」を選択し、
IP4 Address: に接続するIPアドレス
Router: にルータのアドレス
DNS Server にDNSサーバのアドレス
を設定し「適用」→「閉じる」をクリックします。
設定の反映
ここまで設定が終わったら、いったん設定を反映するためにラズベリーパイを再起動します。
ターミナルを起動して次のコマンドを入力し再起動してください。
sudo reboot
他端末からの接続
SSHの設定ができたのでWindowsマシンから接続してみます。
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TeraTermを起動して
[Host:] (先ほど設定したIPアドレス)
[Port:] 22
を入力してOKをクリックします。
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初回のアクセス時であれば「セキュリティの警告」画面が表示されます。
「このホストをknown_hostsリストに追加する」にチェックを入れてOKを押してください。
初回以降は表示されません。 - ユーザ名、パスワードを入力する画面が表示されますので、先ほど設定した新しいユーザーとパスワードを入力してOKをクリックします。
- Raspberry Piのコンソールが表示されれば成功です。
以上でSSHの設定は完了です。
お疲れ様でした!
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