「論理」を使おう(2)
前回からの続きで、「論理」命令ブロックに残っているブロックを説明します。
シミュレーターでも実機と同じ使い方ができるようになっていますので、今回も無料でできます🌟
実機を買うのは、遊び方や使い方を覚えてからでも遅くありません😆
条件判断
論理命令ブロックには「条件判断」として2つの命令が用意されています。
ひとつめは前回やりましたね?
- もし真なら
というブロックです。これは「もし条件が真なら、処理をする。」というものでしたね。
その下に
- もし真なら/でなければ。
というブロックがあります。
これはひとつめのものに「でなければ」を付け足したもので、
- もし条件が真なら、処理Aをする、でなければ処理Bをする。
というブロックです。
いままでは処理Aしかできませんでしたが、次からは「処理B」もできるようになりましたね。
使ってみよう!
では、早速このブロックを使って、
100でなければLEDにXを表示する。
というプログラムを作成してみましょう!
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「基本」から「ずっと」をクリックします。
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「論理」から「もし[真▼]なら/でなければ」と「0 [=▼] 0」をクリックします。
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「入力」から「明るさ」をクリックします。
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「明るさ」を「0 [=▼] 0」の左側にドラッグします。
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「「明るさ」 [=▼] 0」の真ん中の記号を「>」にして、右側の0を100にします。
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作った条件を「もし[真▼]なら/でなければ」の中にドラッグします。
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「基本」から「アイコンを表示」と「文字列を表示」をクリックします。
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もう一度「入力」から「明るさ」をクリックして、「文字列を表示」の[“Hello!]となっている場所にドラッグします。
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「アイコンを表示」をクリックしてハートからXに変えてください。
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「文字列を表示[明るさ]」を「もし〜なら」の下にドラッグし、「アイコンを表示」を「でなければ」の下にドラッグしてください。
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最後に全体を「ずっと」の中にドラッグしましょう。
おめでとうございます🎉
これでプログラムが完成しました♪
早速画面左のシミュレーターを見てみましょう👍
明るさを変更して、100より大きければLEDにその数値が表示され、100以下ならLEDにXが表示されます。
もしうまく動いていない場合は、最初からやり直してみてください。
「でなければ」を増やそう
ここまでで「でなければ」の使い方をマスターできましたか?
次は、ちょっと応用してみましょう。
先ほど作った命令ブロックをよーく見てください。
- 「でなければ」の左に (-) ボタン
- 「でなければ」の下に (+) ボタン
がありますよね?
じつは「でなければ」は増やしたり減らしたりできるんです!
「でなければ」を(+)ボタンで増やした場合、もうひとつ条件が必要になります。
例えば
- もし明るさが100より小さければ
- LEDに”A”と表示する
- もし明るさが150より小さければ
- LEDに”B”を表示する
- でなければ
- LEDに”X”を表示する
といったように、条件を増やすことでmicro:bitを細かく制御できます。
上の文章をプログラムにしてみましょう。結果だけ⬇️に載せておきますので、みなさん自分の力でやってみてください。
ここまでやってきた人なら絶対大丈夫!自分の力でプログラムが組めるはずですよ。
最後に
今日は「でなければ」の使い方を学びました。これもよく使う命令なので、絶対マスターしてくださいね!
次回は「論理」の中にある「真偽値」について説明したいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🤗
ではまた!
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